ぐっすり眠るだけで若返る!? 睡眠と肌の深い関係

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ウレハダ編集部

ぐっすり眠るだけで若返る!? 睡眠と肌の深い関係

ぐっすり眠れなかった日は、肌が荒れる、化粧ノリが悪い、などと感じることはありませんか? 実は、“熟睡”することが美肌を育むのにとても大切な役割を果たしているのです。

肌はいつ生まれ変わっている?

なぜ眠りは肌にとって重要なのでしょうか? その理由は、寝ている間に肌の新陳代謝、つまり「ターンオーバー」が活発になるからです。

ターンオーバーとは、肌の奥で生まれた新しい細胞が、少しずつ上に押し上げられ、約4週間かけて表面までたどり着き、役目を終えてはがれ落ちるまでの一連の流れのこと。このサイクルが遅れると、肌にダメージやメラニンが蓄積され、シミやシワの元になってしまいます。そして、そのターンオーバーを促しているのが、主に寝ている間に分泌される「成長ホルモン」なのです。

反対に、しっかりとした睡眠が取れないときに肌の調子が悪くなるのはホルモンバランスが崩れることが原因。美肌ホルモンとも呼ばれる「女性ホルモン(エストロゲン)」の分泌量も減少し、肌が乾燥したりハリが失われたりします。加えて、女性ホルモンの減少は、ターンオーバーの遅れも引き起こしてしまうのです。美しい肌を保つためには、十分に睡眠を取って、2つのホルモンを分泌することがとても重要です。

睡眠は量より質が大切!

一般的に、22時から深夜2時は“肌が生まれ変わるゴールデンタイム”といわれてきました。この時間帯は成長ホルモンが多く分泌され、肌のターンオーバーが最も活発になるからです。本来はこの時間に睡眠を取るのがベストですが、実際は難しいこともありますよね…。そんなときは、寝始めの3時間がポイントです。

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睡眠時間中は、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」を一晩に4~5回繰り返しています。成長ホルモンは、眠り始めから約3時間以内のノンレム睡眠の間にたくさん作られることが知られています。どうしても眠る時間が遅かったり不規則になったりしてしまう方は、寝始めの3時間はしっかりと熟睡できるような生活パターンを身につけましょう。

深い眠りを実現するポイントは、以下のとおりです。

●寝る前の1杯はホットミルク

就寝前は、眠りを妨げたり浅くしたりするカフェインやアルコールの摂取はNG。おすすめはホットミルク。牛乳に含まれるトリプトファンは寝付きをよくする効果が知られています。コラーゲンやゼラチンに多く含まれるグリシンも同様です。

●照明・光

寝る前は部屋の明るさを抑え、TVやパソコンを控えましょう。強い光は脳に刺激を与えるため、寝付きを悪くすることが知られています。また、電気を消した後、ベッド中でスマホや携帯電話をいじっていませんか? これらの画面からも強い光が発せられるので、気をつけましょう。

●リラックスできる音や香りの演出を

寝る前に心身ともにリラックスすると、寝付きがよくなるといわれています。心地よい音楽やアロマなどの香り、軽いストレッチをするなど、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。また、通気性がよく肌触りのいい寝間着や寝具などを使うことで、より高いリラックス効果が期待できます。

ちょっとした行動を変えるだけで、睡眠の質はグッとアップします。就寝前の過ごし方を見直して、肌が育まれる環境を整えましょう。

監修:再春館製薬所 研究開発 西村高子

2006年、再春館製薬所に入社。化粧品の効果評価試験、スキンケア研究に7年間従事した後、基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の商品開発の担当へ。お客様と同年代であり、二児の娘の母である視点と価値観を重視し、生涯ずっと安心して使い続けられる、効果実感の高い商品開発を目指し日々研究を重ねている。

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