つらい「冷え性」を漢方でケア! 4つの冷えタイプをチェックしよう

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ウレハダ編集部

つらい「冷え性」を漢方でケア! 4つの冷えタイプをチェックしよう

冬場に多くの女性が悩まされる「冷え性」。今回は、「漢方」の視点から、4つの冷えタイプ別に原因や対策をご紹介します。

どうして「冷え」が起こるの?

冷え性の主な原因は「気」「血」「水」の停滞と不足です。「血」を全身に送る働きを持つ「気」が停滞すると、「血」や「水」の流れも滞ってしまいます。体のすみずみまで「血」が十分に行き渡らなければ、手足の先など体の末端まで熱が伝わりません。また、内臓に「水」がたまって冷えると、臓器本来の働きが阻害される原因に…。その結果、月経痛や便秘、肩こりといった体の不調につながるのです。

簡単チェック! 「漢方」冷え性タイプ診断

一口に「冷え性」といっても、人によって原因や症状はさまざま。当てはまるタイプを見つけて、自分に合う効果的な「養生」で冷えを改善しましょう。

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●寒湿(かんしつ)タイプ

□ 足が冷える
□ 霜焼けができやすい
□ 手足がむくみやすい

手よりも足が冷えてしもやけができやすい方は、寒湿タイプの冷え性。手足がむくみやすいのも特徴です。寒さと湿気が結びついた「邪(じゃ)」の影響で、「気」と「血」のめぐりが悪くなるのが原因です。

【食養生のポイント】
体表面近くの血管を拡張するショウガやシソ、エビやクルミ、ネギを取り入れましょう。黒ゴマもオススメです。

●瘀血(おけつ)タイプ

□ 痛みを伴うほど手足がひどく冷える
□ 月経不順や月経痛がある
□ 頭痛やめまいが出やすい

瘀血タイプの方は、寒さで血管が収縮することで血液の循環が悪化、さらに代謝も低下して体に不調をきたします。睡眠不足やストレス、喫煙なども一因です。十分な休息や気分転換を意識してくださいね。

【食養生のポイント】
脂肪分の多い食事はNG。血のめぐりをよくするナスやクリ、イワシ、うなぎなどの食材を取り入れて、血行を促進しましょう。

●陽虚(ようきょ)タイプ

□ 手も足も冷える
□ 寒がり
□ 尿は色が薄くて量が多い
□ 気分が憂鬱になりやすい

陽虚タイプの冷えの原因は「気」の不足。体の働きが低下した衰弱状態なので、内臓がうまく機能しません。これにより、体を十分に温めることができなくなっているのです。

【食養生のポイント】
内臓を温めて「気」の回復に努めることが大切です。オススメの食材は、胃腸を温めるニラ、タマネギ、サケのほか、胸を温めるらっきょうなどです。

●血虚(けっきょ)タイプ

□ 手足が冷える
□ 顔色がくすんでいる
□ 爪や唇の色が薄い
□ 経血量が少ない

血虚タイプの冷えの原因は、「血」が不足して体に栄養が行き渡っていないから。うるおいが不足しているので、顔色も優れません。貧血や肌荒れ、めまいや不眠の症状につながることもあります。

【食養生のポイント】
豚レバーや卵、ホウレンソウなど、血液をつくる食材を取り入れて、「血」のめぐりを改善しましょう。ナツメは造血作用だけでなく、精神を安定させる効果もあります。ドライフルーツで自宅に常備しておくのも◎。

監修:再春館製薬所 漢方事業部 間地大輔

大学で薬学研究科を専攻し、卒業後、再春館製薬所に入社。化粧品「ドモホルンリンクル」の商品開発、研究に従事。永遠のテーマである漢方の自己回復力を科学する研究に責任者として取組み、自己回復タンパク(HSP)の化粧品への初めての応用に成功。2012年より漢方事業部。痛み治療の効果を最大化する施策を提案、実行中。薬剤師。

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