自宅で簡単にできる! 冷え症に効果的なセルフお灸のやり方

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ウレハダ編集部

自宅で簡単にできる! 冷え症に効果的なセルフお灸のやり方

朝晩冷え込みを感じるこの時季を乗り切るべく、 つらい冷え性に効く手足のツボと自宅で簡単にできるセルフお灸のやり方を、健勝堂鍼灸整骨院の佐藤さんに教えてもらいました。

そもそもお灸の使い方とは?

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「お灸とは、乾燥させたヨモギの葉であるモグサをツボの上に置いて燃やし、温熱刺激によって体調を整える治療法です。モグサに含まれるチネオールという成分が、体の腫れや痛みなどの炎症を和らげたり、血液の循環を良くしたりします」

セルフお灸の方法ということで、市販の「間接灸」という台座のついたタイプを使用しました。台座の裏にはシールがついていて、ツボの位置に貼るだけ。お灸に火をつけるときは、チャッカマンなど片手でも火をつけやすいものを使うのがオススメだそうです。

「お灸を貼った箇所が熱く感じ、熱がおさまってきたら間接灸を剥がしましょう。2分ぐらいが目安ですが、熱すぎると感じたら剥がしてもOKです」

■どうして冷え性になるの?

「冷え性の大きな原因の一つは、血流が悪くなっていること。心臓から遠い位置にある手足の先は、血液が最も行き届きにくく、冷えやすい場所です。また、朝食を抜くなど食生活の偏りも、血流が悪化して全身にスムーズに血が通わなくなるほか、運動不足や貧血、低血圧も冷え性の原因になり得ます」

冷え性を和らげるツボにお灸をすえることで、体の内側からポカポカと温まってくるそうです。

■手先の冷え性を和らげる3つのツボ

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●合谷(ごうこく)

親指と人差し指の骨が接するところにあるツボ。「万能ツボ」と呼ばれ、冷え性のほかに頭痛、肩こりなどにも効き目があります。

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●十宣(じゅっせん)

各指先部分にあるツボ。血圧を下げたり自律神経を整えたりするのにも効果的。

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●曲池(きょくち)

ひじの親指側にあるツボで、強く押すと痛みを感じるところ。冷えのほか、疲れ目、頭痛の改善にも効果的です。

■足先の冷え症を和らげる3つのツボ

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●十宣(じゅっせん)

こちらも手と同様に、足の指の先端にあるツボ。床に体育座りをして、足の爪を切るときのような体勢をとると、お灸をすえやすくなります。

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●三陰交(さんいんこう)

くるぶしの内側にある骨の頂点から指4本分上にあるツボ。生理痛や更年期の症状にも効果的です。

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●湧泉(ゆうせん)

土踏まずの中央よりやや上、足の指を曲げて凹んだところにあるツボです。疲労回復にも効果的な万能ツボの一つ。

「自宅でお灸をするときは、部屋を暖かくしてから行うほうが、より効果が発揮されます。ただし入浴前にお灸をすると、温熱刺激の影響で入浴時に肌を強く刺激する恐れがあります。また、入浴後も血行が良くなって肌が敏感な状態のため、入浴前後の使用は控えてください。お灸を外した後は、灰皿を使用するか水につけて消火し、しっかりと火の管理をしましょう。足のツボはいっぺんにお灸を乗せると、短い時間でも気軽にできるのでオススメです!」

自宅で簡単にできるお灸のやり方を紹介してもらいました。毎日行うことで血行が促進され、代謝も上がるそうなので、ぜひ試してみてくださいね。

 

取材協力:健勝堂鍼灸整骨院 佐藤陽介さん

株式会社プレジャーが運営する元住吉の健勝堂鍼灸整骨院に勤務。腰痛、肩こりをはじめ、鍼灸を用いた施術で常連の方々から多く支持されている。

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