ダイエット・美肌・花粉症にも! 美容効果いっぱいのヨーグルトの食べ方

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ウレハダ編集部

ダイエット・美肌・花粉症にも! 美容効果いっぱいのヨーグルトの食べ方

身近な食品でありながら、さまざまな美容・健康効果があるといわれているヨーグルト。今回は、ヨーグルトが持つ効能とそれらを発揮させるための食べ方を、食品メーカー・明治の発酵乳開発研究部に所属する梁原智晶(りょうはらちあき)さんに教えてもらいました。

ヨーグルトが持つ栄養素や機能とは?

ヨーグルトとは、牛乳に乳酸菌を入れて発酵させたもの。よって、牛乳が持つ栄養素がベースとなるそうです。

「ヨーグルトには、カルシウムやタンパク質(必須アミノ酸)、脂肪、糖質、ミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれ、非常に栄養価が高い食品です。発酵させることによって、タンパク質の消化・吸収やカルシウムの吸収の改善、腸内の善玉菌の増加、免疫力アップが期待できます」

ヨーグルトはダイエット・美肌に効果バツグン!

具体的に、ヨーグルトは美容面にどんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか?

「ヨーグルトの一番の美容効果は『整腸作用』です。乳酸菌は、もともと腸の中に存在する善玉菌の一つ。でも、食生活や生活習慣が乱れたりストレスが溜まったりすると、体に悪影響を及ぼす悪玉菌が増え、便秘やさまざまな病気を引き起こします。ヨーグルトを食べることで乳酸菌が腸に届くと、悪玉菌の増殖を抑える役割を果たし、腸内環境を整えてくれます。その結果、便通が良くなります」

ヨーグルトがもたらす便秘解消には、女性にとってうれしいメリットがたくさんあるのです。

「そもそも便秘とは、便が長時間腸にとどまって腐敗し、腸内環境が悪化した状態。腸の中に便がたまっていると、栄養の消化や吸収が悪くなる反面、余計な脂肪が吸収されて蓄積されやすくなってしまいます。また、便秘はアンモニアなどの有害物質が発生し、ニキビや吹き出物、肌の乾燥の原因となることも。便秘を解消すれば、ダイエットや肌トラブルの改善につながります。お通じを良くするほかにも、ヨーグルトは肌の弾力性や水分量をアップさせる働きもあります」

美容の面でたくさんのメリットがあるヨーグルト。ところで、花粉症の予防にも効くといわれますが、それはどうしてでしょうか?

「花粉症を直接予防するというよりも、ヨーグルトには免疫機能を調整する作用があります。ただし、ヨーグルトなら何でもいいというわけではありません。特定の乳酸菌で、その効果が実証されています」

<免疫力をアップさせる乳酸菌の種類>

・L.カゼイ YIT 9029
・1073R-1乳酸菌
・プラズマ乳酸菌(JCM5805)
・LGG乳酸菌

市販のヨーグルトには、上記のような成分名が載っていることが多いので、商品を選ぶ際の参考にしてくださいね。

食べ方のポイントは「毎日継続すること」

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せっかく体にいいヨーグルトを食べるなら、その効果をきちんと実感したいところ。食べるときに意識したほうがいいことはあるのでしょうか?

「近年、『ホットヨーグルトを夜に食べるのが効果的』などといわれますが、実は、時間や温度はそれほど関係ありません。何より大切なのは、毎日継続して食べること。また、確かにヨーグルトは30度~45度で最も発酵が活発になります。しかし、冷たい状態で食べてもおなかの中に入れば、ちゃんと適温まで上昇するんですよ」

トッピングの工夫で、さらなる美容・健康効果が!

「ヨーグルトにはビタミンCがほとんど含まれていないため、キウイなどのビタミンCを多く含むフルーツをプラスすると、より肌の状態を整えてくれるでしょう。便秘気味の人は、善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖を加えるのもオススメです」

梁原さんによれば、「ホエー」というヨーグルトの水分にも栄養分が凝縮されているそうなので、捨てずに一緒に食べることをお忘れなく。

そのまま食べるだけで、健康にも美容にもさまざまなメリットをもたらしてくれるヨーグルト。毎日の食事に取り入れて、健康的な腸や身体、ツルツルの美肌を目指しましょう。

取材協力:株式会社 明治 研究本部 食品開発研究所 発酵乳開発研究部 プロバイオ学術支援G 梁原智晶(りょうはらちあき)さん

健康栄養営業部にて周産期、乳児・幼児の栄養指導・販売促進業務を経て、2013年に現業務へ。ヨーグルトや乳酸菌の栄養・機能や、保健効能に関する研究成果をお客さまにわかりやすく伝える仕事をしている。管理栄養士。