年々深くなる、ほうれい線や口角のシワ…タイプ別・口元&頬のシワができる理由

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ウレハダ編集部

年々深くなる、ほうれい線や口角のシワ…タイプ別・口元&頬のシワができる理由

ふと鏡を見たときに気になる、頬のシワ。なかでも、ほうれい線や口角にできる深いシワは老けた印象につながりやすく、鏡を見るたびに憂うつな気分になってしまうことも…。

頬のシワができる原因は、乾燥や表情のクセ、加齢などさまざま。そのような要因によって浅いシワから深いシワまで、種類の異なるシワが出きてしまうのです。今回は、種類ごとに頬にシワができる原因と予防&対策テクニックをご紹介します。

目次

乾燥・加齢・表情のクセ…顔にシワができる理由

  • 乾燥による細かい「小ジワ」
  • 加齢によるコラーゲンの減少でできる「真皮ジワ」
  • 長年かけて刻まれた「表情ジワ」

シワの種類ごとに異なる! 頬のシワ撃退テクニック

  • 小ジワができたときは、部位ごとにしっかり保湿ケア!
    ●ほうれい線
    ●マリオネットライン
    ●フェイスライン
  • 表情ジワ対策には、表情筋を鍛えるストレッチを!
  • コラーゲン&女性ホルモンで、真皮ジワを防ごう

乾燥、加齢、表情のクセ…顔にシワができる理由

そもそも、なぜ顔にシワが出てしまうのでしょうか? シワは原因別にいくつかのタイプに分けられます。

乾燥による細かい「小ジワ」

シワの原因として最も多いのが、肌の乾燥。小ジワやちりめんジワなど、頬に細かく現れるシワはこのタイプです。乾燥によって皮脂膜がきちんと作れなくなったり、角層をつなぐセラミドが減少したりすると、肌は水分を保つことができなくなって、しぼんでしまいます。これにより肌がくぼみ、細かいシワが寄っている状態に。
小ジワかどうかの見分け方は、軽く引っ張ったり保湿ケアをしたりすれば消えるか。消えない場合は、肌の奥深く真皮にまで達した、深いシワに進行している可能性が高いです。

加齢によるコラーゲンの減少でできる「真皮ジワ」

初期のシワは上記の乾燥による小ジワですが、加齢によってそれが深刻化すると「真皮ジワ」に変わります。

肌の深いところにある真皮では、コラーゲンやエラスチンなどが結びつき、表皮を内側から支えています。しかし、加齢によって肌のコラーゲンが減少し、質も低下してしまいます。コラーゲンを作る力も弱まって生成量も減るため、肌を支えることができず、ハリや弾力が失われて肌には深い溝が生まれることに…。これが「真皮ジワ」や「加齢ジワ」と呼ばれるものです。

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また、加齢のみならず、紫外線も肌機能を低下させ、真皮からの深いシワを作る原因に。紫外線はコラーゲンを切断し、エラスチンを変形させるため、肌の弾力低下を招きます。若い頃に紫外線をたくさん浴びた人ほど、歳を取ってシワが出やすいのはこのためです。

さらに、コラーゲンやエラスチンの生成には、女性ホルモンが密接に関わっているため、過度なダイエットや睡眠不足、ストレスなどによるホルモンバランスの乱れも悪影響を及ぼします。このような生活が続くと、体内には活性酸素が多く発生し、コラーゲンやエラスチンを変性・減少させてしまうため、肌の弾力が失われる要因にも…。

長年かけて刻まれた「表情ジワ」

笑ったときに口元にくっきりとできるシワや、怒ったときに眉間によるシワなど、普段の表情によってできるものは「表情ジワ」と呼ばれます。できる箇所は個人差があり、鼻にシワを寄せて笑う人もいれば、怒ると目元に力が入ってシワが寄る人も。

人間は、顔にある40種類以上もの表情筋を収縮させて表情を作っています。長年そのような動きを続けるうちに、加齢による肌の弾力不足も相まって、徐々に表情ジワとして定着していくのです。また、肌の乾燥も表情ジワが戻りにくくなる原因の一つです。

シワの種類ごとに異なる! 頬のシワ撃退テクニック

シワの原因がそれぞれ違うように、その種類ごとに解決方法も異なります。

小ジワができたときは、部位ごとにしっかり保湿ケア!

小ジワの原因は乾燥なので、保湿成分と油分を含んだスキンケアが必須。朝晩しっかりとケアするのはもちろん、保湿の基本である「与えること」と「逃がさないこと」が大切です。また、間違ったケアが、かえってシワを作る原因になる場合もあるので、小ジワができやすい箇所ごとにお手入れ方法を変えましょう。化粧水や美容液、クリームなどをつけるときに意識しましょう。力の入れすぎには要注意!

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口元/ほうれい線

口角から小鼻の脇にかけて走るほうれい線は、加齢が進むと真皮ジワに進行しやすいライン。小ジワのうちにしっかりとケアを。口角から小鼻へ向かって、ほうれい線の上に丁寧に滑らせましょう。

口元/マリオネットライン

ほうれい線と同様に、進行すると見た目の老化につながりやすいのが、マリオネットライン。口角からあごに向け、たるみで下に落ちるシワを指します。マリオネットラインが出る口元は乾燥しやすいパーツなので、あごも含めてケアを。ほうれい線と同じく、ラインに沿って、たっぷりとうるおいを与えてください。

上記以外/フェイスライン

あごの下や耳の後ろ、フェイスラインは見落としがちなポイント。下から上へとなで上げながらケアしてください。少しでも皮膚にシワが寄らないよう、やさしく丁寧に…を心がけましょう。

表情ジワ対策には、表情筋を鍛えるストレッチを!

日々の蓄積によって刻み込まれた表情ジワは、スキンケアだけでの改善は難しいもの。できるだけ進行を遅らせるには、表情筋を鍛えることが大切です。

人の顔にある筋肉のうち、日常的に動かしているのはわずか30%ともいわれています。加齢によって表情が乏しくなるのを防ぐために、日頃から豊かな表情を心がけましょう。一方で、鏡で笑顔チェックしつつ、表情をゆるめるクセをつけるのも有効です。

また、表情筋のストレッチもオススメ。目を大きく開閉させると目の周りにある眼輪筋が鍛えられ、目元の血行促進に効果的です。口の開閉を繰り返せば、頬筋や頤筋(おとがいきん)のストレッチになり、頬やフェイスラインのリフトアップにつながります。口をすぼめたり横に開いたりする動きは、口輪筋のトレーニングになり、口角のたるみやほうれい線の防止に◎。

さらに、食事中にも気を付けるべきことが。左右バランスよく、よく噛んで食べる心がけも重要です。特に、食べるのが早い人は要注意!

コラーゲン&女性ホルモンで、真皮ジワを防ごう

真皮にまで達する深いシワを防ぐカギは、コラーゲンの補給。そう言われると、コラーゲンが含まれる食べ物の摂取に気を取られがちです。しかし、肌が自らコラーゲンを作り出すときに欠かせないのが、実はビタミンCです。緑黄色野菜や柑橘系のフルーツ、サプリメントから摂取するとともに、ビタミンC誘導体が配合された化粧品を活用するのもオススメです。

また、コラーゲンやエラスチンを保つために、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを含む食べものも積極的に取り入れましょう。大豆イソフラボンは、豆乳や豆腐、納豆といった大豆製品に含まれます。

もちろん、日々の紫外線対策も欠かせません。季節を問わず、日焼け止め効果のある化粧品を使って、肌をダメージから守りましょう。日差しが弱い時期は、つい紫外線対策をおろそかにしがちですが、紫外線は常に降り注いでいます。季節や天気を問わず、紫外線対策は欠かさないでくださいね。紫外線を浴びた後に、しっかり保湿をすることもお忘れなく。

すでにお話しした通り、過度なダイエットも真皮ジワを促進する要因です。急に体重を落とすと、皮下脂肪は減っても皮膚が余ってしまい、たるみを招きやすいもの。短期間での無理なダイエットは避け、5キロ以上の増減を繰り返さないように気を付けましょう。

年齢の印象を大きく左右する口元や頬のシワは、種類によって対策が異なります。深い真皮ジワに進化してしまう前に、保湿ケアや表情筋ストレッチで若々しい見た目をキープしていきましょう!

監修:再春館製薬所 ゼネラルマネージャー 長嶺里美

大学卒業後、再春館製薬所に入社。基礎化粧品「ドモホルンリンクル」のお客様プリーザー(美容アドバイザー)に従事した後、後輩の育成指導にあたるトレーナーを経て、現在は同社経営企画室ゼネラルマネージャー。社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー。

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