顔のむくみの応急処置! 忙しい朝も3分でできる、むくみ対策の簡単ストレッチ

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ウレハダ編集部

顔のむくみの応急処置! 忙しい朝も3分でできる、むくみ対策の簡単ストレッチ

朝起きたら、なぜか顔がむくんでいる! 顔が大きく見えて恥ずかしいし、メイクも決まりにくいし、どうしよう…と慌てた経験はありませんか? 今回は、忙しい朝でも3分程度でできる顔のむくみを解消するストレッチ方法を、「リラクカレッジ」の講師である舘野智也さんにお聞きしました。

前日の行動がカギ!? 朝のむくみは毛細血管の“血行不良”で起こる?

朝起きて顔がむくんでいると、それだけで気分も落ち込んでしまいます。そもそもむくみはどうして起こるのでしょうか。

「むくみは、血液中からにじみ出た水分が皮膚下に滞留することで起こります。特に顔にはたくさんの毛細血管がありますので、血流が悪くなると滞留した水分を回収しにくくなり、むくみやすい環境になりやすいですね」

どうして水分が溜まってしまうのでしょうか?

「前日にお酒を飲み過ぎたり、塩分過多の食事を摂り過ぎたりしてしまうと、顔がむくみやすくなりますね。アルコールは血管を拡張する効果があり、血管が広がると血液の流れが遅くなります。すると水分が滞留しやすくなり、血管内から余分な水分がにじみ出ていってしまいます。またお酒と一緒に食べるおつまみも、むくみの原因の一つ。おつまみは塩分の高いものが多いため、食べ過ぎると血液中の塩分濃度が高くなってしまいます。これを薄めようとして水分が滞留し、むくみにつながってしまうのです」

ほかにも「睡眠不足や就寝前の水分が原因のこともある」と舘野さん。

「睡眠不足だと血流が悪くなり、体への酸素・栄養素の供給が不十分になります。すると、筋肉が硬くなってしまい、さらなる血行不良を招くという悪循環に。また、就寝中に汗をかくからと、水分を摂り過ぎるのもNGです。胃腸にやさしく吸収率が高いお白湯で、コップ1杯程度を目安にしてください」

首→目元をほぐして、朝のむくみ&むくみ予防に効果的な簡単ストレッチ

できる限り朝のむくみは避けたいもの。予防する方法はあるのでしょうか?

「まずは、滞っている血行を促進することが一番大切です。特に毛細血管が集まっている目元や大きなリンパ節が存在している首元は、ケアをしていく上で重要なポイントになります。さらに目元や首元のストレッチは、むくんでしまった時の対処法としてだけでなく、就寝前と寝起きに毎日行うことで、むくみの“予防”にも役立てることができるんですよ」

朝のむくみ防止が期待できるストレッチ方法を教えてもらいました!

「ストレッチはなるべく大きな部位から始めます。したがって、ここでは首元→目元の順番で行います。まずは大きな部位である首周りの滞った血液やリンパ液をストレッチで流してから、細かい部位である目元のストレッチを行いましょう」

首周りのストレッチ

「首周りは、前・側面・後ろの3つに分けて行っていきます。ストレッチのコツは『気持ちいい』と感じるくらいまで筋肉を伸ばすこと。あまり強くやりすぎると筋肉を傷めてしまいます。また『呼吸を止めない』ことも忘れずに」

前側のストレッチ

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「まずは左右どちらかの鎖骨に指をかけ、もう片方の手を添えます。押さえた鎖骨とは反対側の斜め上の方向へ、ゆっくりと顎と目線を向けましょう。気持ちいいと感じるくらいまでしっかりと伸ばしたら、この状態のまま『吸って~、吐いて~』と呼吸を3回行います。時間にしておよそ15秒程度。ゆっくりと戻したら、今度はもう片方の鎖骨に指をかけ、反対側も同じように伸ばしましょう」

側面のストレッチ

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「左手を背中にあてて、右手は左耳の後ろあたりに添えます。このまま首をゆっくりと右側に傾けていきましょう。ポイントは背中に当てた腕側の肩甲骨の動きを止めることです。耳の後ろから首の根元まで伸びるのを感じたら、この状態でも『吸って~、吐いて~』と呼吸を3回行いましょう。左右の手を替え、反対側も同様に行います」

後ろ側のストレッチ

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「両手を組んで後頭部へ軽く乗せます。手の位置は真後ろより、やや上のつむじ辺り。そのままゆっくりと手の重さをかけていきます。猫背気味に背中が丸まってしまうと首後ろがうまく伸びないので、『顎を引きながら頭だけを下に落とすイメージ』を持つことがポイント。伸ばす時間は『吸って~、吐いて~』の呼吸を3回分、およそ15秒程度で行います」

目元のストレッチ

「毛細血管が多く集まる目元は、繊細な部分でもあります。むくみがひどいからと強い力で触れてしまうと、青黒くなってしまうことも。軽く押さえる程度で充分です」

1:中指を目の周りのくぼみに沿って押し当てながら、一周させる

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2:最後に、目の中央部から指1本分下にあるくぼみ(眼窩下孔)を5秒程度押す

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仕上げに首のリンパを流す

「首と目元のストレッチのあと、首にあるリンパ液も流してあげると、さらにすっきりしてきます。リンパの流れは基本的に『末端→中央』への一方通行なので、首の上から下へ向かって、やさしくなでるように流してあげましょう」

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「人差し指、中指、薬指の3本を耳の後ろへ当て、指を頭の付け根から肩へ向かってなでるように降ろします。これを3~5回ほど繰り返し行いましょう」

これからの寒い季節は特に血流が悪くなりやすいです。今から毎日の習慣に取り入れて、むくみ知らずの顔になりましょう!

取材協力:Re.Ra.Ku 舘野智也さん

2013年度リラク入社。順天堂大学スポーツ健康科学部卒。6店舗でのセラピスト・店長経験を経て、現在は店舗数東京ナンバー1のリラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」の教育機関「リラクカレッジ」にて講師を務める。セラピストたちから絶大な人気を誇るカリスマ講師。中高保健体育教育免許、日本ストレッチング協会会員(JSA-CSTS、JSA-CSTP)、リラクゼーションセラピスト1級を持つ。