手のひらを使うだけで心が落ち着く! イライラを解消するワークを覚えよう

著者プロフィール画像

ウレハダ編集部

手のひらを使うだけで心が落ち着く! イライラを解消するワークを覚えよう

「特に理由は思い当たらないけれど、なんだか急に気持ちが不安定になっていつもは気づかない音やにおいに敏感になったり、些細なことにイライラして不安を感じたりする」…そんな経験はありませんか? 季節の変わり目や、生理前などホルモンバランスが崩れやすい時に、体の緊張状態が続くと、このような状態に陥りやすいそう。

でも、ボディーワーカーの藤本靖さんによると、自分の手のひらだけで体のバランスを整えて、イライラを解消する方法があるのだとか! 具体的な方法を教えてもらいました。

なぜ周りのことが気になり、イライラするの?

なぜ、急に過敏な状態になってしまうのか…。それは藤本さんによると「脳幹」が反応しているためだそう。

「脳幹とは、呼吸や心臓の動きをつかさどる場所。急な温度変化や体調が不安定になると、私たちの体はこわばり、緊張状態になります。すると脳幹は『今は注意すべき状態にある』と判断し、呼吸を乱します。その働きにより、心も落ち着かない状態となり、ますます緊張度合いが悪化してしまいます。そのため、緊張状態にあると必要以上に神経過敏になり、周りのことが気になってしまうのです」

目元から自律神経のバランスを整える!

では、この過敏状態をリセットして自律神経の乱れを整え、心の平安を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか?

「緊張状態をリセットするには、目の奥にある視神経緊張をほどくことが有効です。今回は簡単にできる、『目に触れて、緊張をゆるめる方法』をお教えします」

170301_urehada_03

  1. 人差し指、中指、薬指を合わせるようにして、指先で眼球のカーブに添うようなくぼみを作る。
  2. そのまま指先のくぼみを眼球に合わせるように、まぶたのうえに置く。左目の場合は右手で、右目の場合には左手で行う。
  3. 目に触れていないほうの手で「ぼんのくぼ」の部分を後ろからやさしく支える。
    ※「ぼんのくぼ」とは、後頭部の付け根にある生え際と首の境目にある少しくぼんだ部分のこと。この付近に「脳幹」があある。

片目が終わったら、反対側の目に移りましょう。ワークをするときの姿勢は横になっても座ったままでもOKだそうです。ただし、横になるのは、ベッドの上よりヨガマットくらいの硬さのある場所が最適。

「目と脳幹を前後から包み込むようなイメージでワークを行い、リラックスして3分ほど呼吸を繰り返してみてください。3分たってから目を開けてみると、緊張がほぐれているはず。左右のものの見え方や、首・肩のコリに違いを感じられることもあります」と藤本さん。

「今日はたくさん緊張したな」「気を張って疲れたな」という日には、このワークを眠る前の習慣にするとよさそう。自分の手のひらだけで緊張がほぐれ、心のバランスが整うなんて、私たちの体ってすごいですね。今夜からでもさっそく取り入れてみたいです!

取材協力:ボディワーカー 藤本靖さん

兵庫県出身。東京大学経済学部卒業後、政府系国際金融機関で政府開発援助(ODA)の業務に関わる。その後、東京大学大学院で身体教育学を専攻し、脳のシステムや心と身体の関係について研究。米国Rolf Institute認定ロルファー、ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー。著書に『感じる力をとり戻しココロとカラダをシュッとさせる方法 わりばし & 輪ゴムのワークが効く!』(マガジンハウス)『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本』(講談社+α文庫)など。

【最新刊】
『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本』(講談社)